
前回のコラムでは、
「健やかに、自分らしく年齢を重ねるということ」について綴りました。
年齢を重ねることは、何かを失っていくことだけではなく、これまでの経験や学び、人との出会いを重ねながら、これからの自分をつくっていくことでもある――。
今回は、そんなことを私自身の歩みと重ねながら、少しお話ししたいと思います。
私は大学卒業後、金融機関に勤務し、結婚を機に夫の家業へ入りました。
家業を支えながら、二人の子どもを育てる日々。
その時間は、私にとってかけがえのないものでした。
一方で、心のどこかにはいつも、
「もっと学びたい」
「自分にできることで、社会と関わっていきたい」
という思いがありました。
大きな転機となったのは、48歳で母校の社会人大学院へ進学したことです。
子育てがひと区切りしたとき、
「今なら、自分のために学んでもいい」
そう思い、もう一度学ぶ道を選びました。
そこで得たものは、学びだけではありませんでした。
新しい人との出会いがあり、そのご縁から活動の場が広がり、新たな事業や50代になってからの挑戦へとつながっていきました。
振り返れば、人生の流れを変えてくれたのは、
「学び直し」
「人とのご縁」
そして「一歩踏み出す勇気」
だったように思います。
先日、東京ニュービジネス協議会のYouTube企画「Leading Ladies」で、そんな私自身の歩みをお話しする機会をいただきました。
仕事、結婚、家業、子育て、48歳からの学び直し。
新しい事業への挑戦、そして家族との経験を通して感じた、健やかに年齢を重ねることの大切さ。
今の私につながる想いを、自分の言葉でお話ししています。
YouTube「Leading Ladies」小松智子インタビューを見る
人生には、それぞれの時期に、それぞれの役割があります。
その時々に担う役割を大切にしながらも、心の中にある「やってみたい」という思いまで、手放す必要はないのだと思います。
一歩踏み出すことで、人と出会う。
その出会いから、思いがけない扉が開く。
私自身も、そうして少しずつ、新しい景色に出会ってきました。
そして今、あらためて思うことがあります。
人生は、何歳からでも流れを変えられる。
これまで積み重ねてきたものを大切にしながら、
これから出会う新しい可能性も楽しんでいく。
そんなふうに、これからも自分らしく年齢を重ねていきたいと思っています。